ネコ科の動物を描きたいけど上手くいかない…。
何を意識すれば描けるの?
という方に、シンプルだけど描き分けられるネコ科の簡単な描き方を紹介します!
今回はデフォルメされたゆるいタッチの紹介ですが、特徴をつかむきっかけにはなるかと思います。
まずは全てのベース作りから始めましょう♪
まずはベース作りから
顔はまん丸や楕円よりかは頬にかけて少し広がるような丸を描きます。
次に胴体ですが、座っているポーズと四つ足で立っているポーズどちらもお顔同様柔らかいカーブを描いていきましょう。
大きくても猫ちゃんです。座っていてるときは猫背の姿勢を忘れずに!
ライオンはたてがみをフサフサに!
まずは耳から。
半円を描くように目の端辺りから描いていきます。
描いたら内側にカーブを入れて立体感も出しましょう。
次にライオンの一番の特徴であるたてがみを描きます。
頭の頂点から左右それぞれギザギザさせながら描いていきます。
先を尖らせると硬い印象に。ゆるくてかわいいを意識するのであれば、なるべく先端は丸みを帯びたギザギザにしましょう♪
たてがみを描いて隠れた胴体の線を消して、最後に尻尾を描いていきます。
ただ細長いだけでも良いと思いますが、ゆるくても少しリアリティを持たせるために胴体の根本は太くしましょう。
もちろん先端に行くほど細くします。
ライオンの尻尾の先端は長い毛になっているのでフサフサに。
あとはお好みで着色をして完成です!
模様で差をつける!
しましまがかっこいいトラ
耳はライオンと同じく半円で。
尻尾は丸みのある長めの尻尾を描きましょう。
次にトラの特徴であるしましま模様を描いていきます。
基本的には先端の尖ったギザギザを描けばそれっぽくなりますが、均等よりかは長さや太さ、ギザギザを合わせた変わった形などを組み合わせていくことでゆるさの中にリアルな部分も表現することができます♪
模様を描いたら着色をして完成です!
口周りやお腹の部分、足の先端は白い部分があるのでそこに注目しながら塗っていくとよりトラらしくなります。
ヒョウ、ジャガーはお花のような模様
耳、尻尾はトラと同じように描きましょう。
似たような見た目のヒョウとジャガーはどちらも花びらのような模様が特徴です。
画像はヒョウの模様を描いていますが、ジャガーの場合はお花の模様の中にさらに点を1~2個つけましょう♪
着色して完成です!
ユキヒョウを描く場合は尻尾をもう少し太く、長くすることでより区別がつけやすくなります。
チーターは顔の模様にも注目!
チーターの顔をよく観察してみると目の辺りや額に線があります。
目元、目じりから伸びる線と、額の3本の線です。
これを描くことでチーターらしい顔ができあがります♪
また身体の模様は斑点、尻尾は先端から中間辺りまでがしま模様で付け根に近づくほど斑点模様になります。
チーターの完成です!
模様に注目して描くだけで簡単に描きたい動物が描けちゃいます♪
カラカルは先端の長い耳を忘れずに!
カラカルは縦長の大きめの耳を描いたら耳の先端に長い毛を足しましょう。
これだけでカラカルの特徴を捉えることができました!
あとは少し短めの尻尾、目の上に三角形の模様を足します。
口元に黒い毛多めなのでこちらも忘れずに。
着色をして完成です!
シンプルな特徴だけですぐ描けてしまうので楽ですね。
サーバルを描くときは耳の距離やしっぽに気を付ける
サーバルの耳は大きくて頭の中心に付いています。
耳の長さと顔がほぼ同じくらいなので結構大げさに描いて良いと思います。
尻尾は細長いというより少しフサっとさせてしましま模様。
身体は大きめの斑点です。
サーバルも完成です!
足や胸辺りに縞があるのでそこも意識すると良いですね。
特徴をつかんで自由に描くだけ
今回はネコ科の簡単な描き方について紹介しました。
長さや形、模様を変えるだけで簡単に描けるんです♪
こちらで紹介していないネコ科にも応用できるのでぜひチャレンジしてみてください。